パリ2024パラリンピック開幕

スポーツのこと

8月28日からパリ2024パラリンピックが始まりますね。

オリンピックも大好きでワクワクし感動しますが、パラリンピックはさらに違う感情が沸きます。

東京2020パラリンピックは地元開催というのもあってたくさんの競技が放送されていて、たくさんパラリンピックの競技を観ることが出来楽しかったです。

たくさんの競技があり、初めて観る機会の競技もありパラリンピアン(パラリンピック選手)の活躍に驚きの連続でした。

東京パラリンピックではたくさん驚くことがありましたが、その中でも競泳の木村敬一選手が一番印象に残り、感動しました。

男子競泳木村敬一選手

東京パラリンピック2020、競泳男子100メートルバタフライの金メダリスト木村敬一選手

木村選手は1歳半の頃に先天性疾患による網膜剥離で全盲になり、10歳の時に母親の勧めで競泳を始めました。

2008、2012、2016パラリンピック出場を果たし様々な種目で銀メダル、銅メダル獲得しましたが金メダルの獲得は叶わず、悲願の金メダルを獲得するため東京2020パラリンピックに臨んだそうです。

2016年のリオデジャネイロパラリンピックが終わったあと水泳を続けていても報われず引退も頭を過ったそうですが、諦めず努力を続け東京パラリンピック2020で念願の金メダルを獲得しました。

私は木村選手をとても応援していたので決勝戦はとてもドキドキして念を込めて観ていたので、金メダルを獲得した時は涙が止まりませんでした。



水泳の競技中、ターンをする時やゴールした時にプールの壁に頭をぶつけないように頭をポン叩いて合図するタッパーを担当した寺西コーチ

中学校、高校生の頃からの恩師で北京パラリンピックから4大会連続木村選手と一緒になり二人三脚で木村選手を指導して頂点を目指された方です。

木村選手が金メダルを取った瞬間大号泣、寺西コーチは普段褒めることはなく、泣くこともないと解説の方が話されていたのを聞いてさらに涙が止まりませんでした。

そんな寺西コーチが「木村は世界で一番練習している」と言われていたと解説の方が話されていたのが印象的で、木村選手の普段のとてつもない努力と伺えたのと寺西コーチの木村選手への尊敬が伝わって来ました。

物心ついてから視力を失った選手が多い中、1歳半で全盲になり水泳選手がどのようなものか想像出来るはずもなく、水泳を想像するだけでも難しいことで、想像の暗闇を前に泳ぐことはどれだけの努力と苦労だったのか想像すら出来ません。

そのあとの金メダル獲得の表彰式、その姿今でも鮮明でその姿の木村選手が忘れられません
表彰台の上で泣き崩れていました。あんなに号泣する選手見たことなかったです。



表彰式後のインタビューで「表彰式で国歌が流れた瞬間、号泣していたが」と聞かれると

 「国歌が流れる前までは、その前の待機時間にも宇宙さんとバカなこと言い合ったりしていたんですけど…国歌がなると、それは特別な時間でした。僕が唯一、金メダルを取ったと認識できる時間だと感じて。そう思うと、ここは我慢しなくて良いかもしれないと思った」

「メダルを貰っても僕には何色か分からないので、金メダル取った人だけが国歌を流してもらえ国歌が流れた時に、自分が金メダリストなれたんだな世界一になれたんだなって感じることが出来た」と他の対談で言われていました。

視力を失った木村選手がメダルを獲得したと実感するのは金メダルを獲得すると国歌が流れるから音でメダルを取れたと分かるとの事実に、このことを聞いてまた涙が溢れました。



そして木村選手を応援しているのはお人柄もあります。

金メダル獲得した時も関係者や解説者、アナウンサーも感動で涙腺崩壊、涙で声にならず木村選手がどれだけ愛されているのかが分かります。

天真爛漫で誰からも愛される、とても明るく、ユーモアもあり、とてつもない努力をされているのにそれを感じさせない爽やかさと面白さ、誠実な人柄を含め私の尊敬している方のお一人です。

東京パラリンピック後メディアにたくさん出演されていて「さんま御殿」での明石家さんまさんとのやり取りが面白く、また出演すると良いな

今回のパリ2024パラリンピック木村選手や他の競泳の選手の試合もとても楽しみしてます。

パラリンピックで驚いた出来事

パラリンピックをしっかり観るようになったのは、地元北海道が活躍しているカーリングが大好きでその中で「ロコソラーレ」(当時LS北見)をずっと応援していて、その彼女たちが出場し銅メダルを獲得した2018年平昌オリンピックからです。

そのあと平昌パラリンピックを観戦しある外国人の選手に驚き、その選手のしたことがパラリンピックの観戦で過去一番くらい驚きました。

どこの国の選手か覚えていませんが全盲のスキー選手がコーチが付けた鈴の音を聞いてゲレンデを降りて来たんです。

鈴の音のみでコーチに着いて行ってゲレンデを下ってくる、その姿は驚きしかありませんでしたよ。

それも好タイムで解説の方も「彼女に金メダルをあげたい」と言われていて、私も同じ気持ちで本当に感動しました。

パラリンピック平昌前から観てはいましたが、平昌をきっかけにしっかり観戦するようになったんです。

パリ2024パラリンピックの他の楽しみな競技

東京パラリンピックで大活躍し銀メダル獲得した「男子車いすバスケ」競技も本当に面白くて、今回楽しみにしていましたが出場出来なかったのですねとても残念です。
出場する女子車いすバスケに期待しています。

もう一つ楽しみなのがボッチャの杉村英孝選手、東京パラリンピックでボッチャ個人での金メダリスト史上初の快挙です。

杉村選手に出会いボッチャがあんなに面白いものだと知りました。

東京パラリンピックの決勝、格が違う強さで精度の高さから「スギムラライジング」と呼ばれ、新語・流行語大賞トップ10にも輝きました。

杉村選手の精度のすごさに解説の方が言われた「ビッタビタ」は流行りましたね笑

あと車いすテニスも楽しみだし、東京パラリンピックで知った驚いた競技ブラインドサッカーも楽しみだし書いていたら楽しみで早く観たくなっちゃいましたね笑

気になるのがパラリンピックがTVで放送されるのかと言うこと、オリンピックのように放送して欲しいです。

オリンピックはもちろん大好きで励まされますが、パラリンピックは感動の仕方が違うと言うか障害ありながらもスポーツを始め障害を乗り越えて諦めず挑戦する姿に私も頑張ろう、挫けそうでも頑張らなくちゃと励まされます。

オリンピックも観て欲しいけど、パラリンピック選手の姿を子供たちにもぜひ観て欲しいなって思います。

まとめ

今までのパラリンピックを振り返り木村敬一選手を中心に、パラリンピックについて思ったことまとめました。

結果がすべてではないけど一人でも多くのパラリンピアンにメダル取ってもらえたら嬉しいです。

みなさんの活躍心から応援したいと思っています。

最後に引退されましたが、国枝慎吾さんも尊敬する方の一人です。

国民栄誉賞相応しい人物だと思っていたので受賞出来て嬉しかったな。

話の途中で出てきたカーリングもいつか書きたいと思ってます笑

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