9月20日に大相撲元大関貴景勝関(28)が引退を発表、先々場所に大関から陥落し先場所は途中休場し、そのまま土俵に戻ることなく引退しました。
そしてプロ野球東京ヤクルトスワーローズ青木宣親選手(42)が9月13日引退を発表、昨日神宮球場で引退試合をしました。
想像していなかった、お二人の引退発表は大変驚きました。
お二人の引退についてと、大相撲とプロ野球が好きな私のお二人への気持ちを書きたいと思います。
大相撲元大関貴景勝関について
貴景勝は長年蓄積された怪我で休場することが多く、何度か大関陥落の危機がありましたがそのたびに頑張り大関を守り続けていました。
けれども7月場所後に大関から陥落してしまい、陥落後の9月に行われた先場所に出場するも途中休場してそのまま土俵に戻らず引退となりました。
9月場所で途中休場し心配していましたが、まさか引退するとは思わなかったです。
何故なら貴景勝はまだ28歳、現役で40歳近くまで相撲を取る関取がいる中、早すぎます。
そして出来れば数場所ゆっくり休んで怪我を直して復帰して欲しいと思っていたからです。
もし番付表がかなり下がっても大相撲にいてくれることが嬉しいので、下がっても応援するつもりでした。
だから大変驚いたのと、とても寂しいです。そして怪我の辛さを見て来たので引退も納得する気持ちもありました。
貴景勝は引退会見で「横綱になることだけを夢見てきましたが、横綱を目指す体力と気力がなくなった」と
まだ28歳で引退することの質問には「年齢で相撲を取っていた訳ではなく、体力と気力がなくなり引き際だと思った」と、答えていました。
お父さまは貴景勝の首の怪我が酷く左半身不随になる可能性もあったため、親としてはほっとしている。ここまでよく頑張ったと思う。と話されていました。
お二人のお話を聞いて、貴景勝の怪我の深刻さが伝わって来ます。
インタビューで土俵人生で貫いた信念は
「勝っておごらず、負けて腐らず」と相撲は神事なので勝っても喜ばない。負けても、くよくよしないとの気持ちから相撲を取っていたそうです。
とても良い言葉だなと思いました。自分の人生にも当てはめたい響く言葉でした。
湊川親方を襲名し、今後は後輩などの指導にあたるそうです。
今後の活躍も応援して行きたいと思っています。
貴景勝のエピソードで印象があるのはお父さまが話されていた
「息子は小さいころから負けず嫌いで、将棋で勝負した時に息子が負けそうになると将棋盤をひっくり返した」と
普段から鼻っ柱の強さを感じていましたが、このエピソードで納得しとても笑ったのを覚えています。
そしてこのエピソードを聞いたのは初優勝の時で、当時の師匠が部屋の暴力問題で辞めることになり部屋が変わったあとでした。
そんなごたごたした中で22歳の若さで初優勝、とても感動したのと精神力の強さを感じ初優勝が一番印象深い出来事でした。
東京ヤクルトスワーローズ青木宣親選手について
青木宣親選手を語る前に私はヤクルトスワローズファンで、ファン歴30年ほどです笑
当然ですが青木選手のことは入団当時から知っていて、ずっと応援して来ました。
青木選手の経歴は
東京ヤクルトスワローズ(2004-2011)
メジャーリーグ (2012-2017)
東京ヤクルトスワローズ(2018-2024)
入団2年目の2005年にイチロー選手以来のシーズン200本安打越えの202安打を達成、2010年にも209安打を放ち、日本プロ野球界史上初2度の200安打の記録を作りました。
2度の200本安打の記録は今も青木選手だけです。
そして首位打者3回、最多安打2回、盗塁王1回、ゴールデンクラブ賞7回などその他にもたくさんの成績を残して来ました。
青木選手のドラフト順位は4位、順位と活躍は関係ないと思わせる典型ですね。
良い時も悪い時もありましたが、メジャーリーグでの活躍日本から応援していました。
そして2018年に古巣のヤクルトへ復帰、心から嬉しかったです。
ヤクルトに復帰後も活躍は目覚ましく、2017年の最下位から2018年はクライマックスシリーズに参加出来たり、そのあとのリーグ優勝や日本一に貢献してくれました。
2022年ころから出場試合が減って来て心配はしていましたが、まさか今シーズンで引退するとは思わずとても驚きました。
青木選手が引退を考えたのは最近のことで、一番の理由は自分が思ったパフォーマンスを見せることが出来なくなったからだと
そして先日の五十嵐良太さん(元ヤクルト)の取材に「キャンプの時からなかなか状態が上がってこない、どこかで上がってくれば続ける意思はあったがなかなか上がらなかった。続けることはできるが、これくらいだと代打専門になる。オフのハードなモチベーションがあるかと思って」と話したそうです。
引退記者会見では村上宗隆選手もサプライズで登場し涙を流して、青木選手への感謝を述べたそうですね。
青木選手と村上選手は村上選手2年目の2019年から一緒に自主練を行っていて、そのころから村上選手へプレーだけではなく、プロ野球選手の心得や服装から食生活まで色々指導して来たことは有名な話です。
村上選手への期待やこれからのプロ野球選手としての村上選手思って、かなり厳しく指導したと聞いています。その感謝の気持ちを伝えるのに、村上選手は引退会見の時に声を詰まらせて話したそうです。
村上選手にたくさん指導してくれて、青木選手には心から感謝しています。
昨日の引退試合観ましたが青木選手は1番センターで出場し、監督やコーチ選手みんなで青木選手の背番号「23」をお揃いで着て試合をしていて嬉しかったです。
青木選手は4打数2安打の成績でヤクルトは5対3で勝ち引退試合は勝利で終わりました。
最後の試合で日米通算2730本まで記録を伸ばし、通算安打5位
そして通算打率は3割1分3厘2毛で4000打数以上で歴代6位
どの記録も驚きでしたが、通算打率(313)3割越えってすごくないですか!?
通算打率の記録もあって、ここまですごいと思ってなかったです。
そして引退セレモニーになり、ダルビッシュ投手などそうそうたるメンバーが選手のメッセージがVTRで流されました。
青木選手の挨拶の前に最後にサプライズがあると
画面に映し出されたのはなんとイチローさん
流石のサプライズに会場からはどよめきが起きました。
青木選手も驚いた様子で涙流しながら、青木選手のあいさつになり色んな方への感謝を伝えながら涙ながらに「泣きますよ」って冗談言いながら話を続け
最後はファンのみなさんへ
「ありがとうございました。この球団をこの自分の愛した球団をよろしくお願いします。また会いましょう。」と締めくくりました。
あいさつが終わったあと青木選手の応援歌がファンから送られて、とても素敵な光景だったしもうこの応援歌が聞かれなくなると思うと寂しさが沸きました。
「また会いましょう」と言ってくれたので、きっとヤクルトのために戻って来てくれるでしょう。
引退セレモニーのメッセージ、引退試合のゲストの言葉、村上選手などからも伝わって来ましたが、青木選手の愛される人柄
限られた選手しか与えられない引退セレモニー、当然青木選手は限られたスーパースターです。
青木選手ヤクルトスワローズに戻って来てくれて、ありがとうございました。
まとめ
今回は貴景勝関と青木宣親選手お二人引退の驚きと、同時期に引退されたお二人をまとめてお話させていただきました。
長くなるつもりはなかったのですが思っている以上に長くなり、流石に私も驚いています。
ちょっと長すぎですよね笑 そして文字ばかりで、ここまで読んで下さった方ありがとうございます。
貴景勝関の引退ももちろん寂しいですが、長年ヤクルトスワローズファンで応援して来た青木選手の引退はショックでとても寂しいです。
お二人とも楽しませていただいてありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
ここまで読んでくれてありがとう